みずき通り商店会解説 | |||||||||||||
◆小谷横町-みずき通り商店会 | |||||||||||||
「みずき通り商店会」は、平成6年6月「いちょうホール」を核に「文化」をキーワードとする商店街づくりを目指して結成された。みずき通りの総延長の約3分の2、八日町スクランブル交叉点から本町通りまで、両側にある昔からの商店、横山町、八日町商店街の一部と本町を含んた54店鋪で構成されている。会員は会の活動に共鳴したり、過去ここに住んでいた事がある住民や近隣住民などの特別会員を含め58名で、店鋪総数をやや上回っているのが特徴である。(平成10年度資料より) | |||||||||||||
平成7年1月、みずき通りとしての知名度向上と広報活動の一環から、「文化」をキーワードとしたイベント開催の為の実行委員会が設置され、加えて各商店の企画力向上と古くて新しい横丁文化づくりを目的とする年3回のイベント開催実施へ向けて動き始まった。 | |||||||||||||
実行委員会が設置されて2ヵ月後の4月、プロカメラマン「松本路子氏」を講師に、地元出身の映画監督 斉藤耕一氏に協力を仰ぎ、写真コンクールと写真教室、歩道を利用した音楽会や金魚すくい等、昔の横丁を思わせる「第1回みずき通りフェスティバル」が開催された。 | |||||||||||||
イベント終了後、直ちに第2回に向け、過去ランチタイムとして数時間実施されていた歩行者天国を復活させるために八王子警察署と許認可の協議に入った。 そして、7月7日の「第2回フェスティバル」は、当時の八王子警察署よりみずき通りの道路使用許可が認められた。 |
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「第二回みずき通りフェスティバル」は、通行止となった道路上に八王子七夕祭りの復活を願い「甲州街道の七夕」で使われていた骨組みを利用した飾りつけを中心に開催され、住民の意識も高まって来た。 | |||||||||||||
「実行委員会」は、持ち回りの実行委員長の“思いつき”がメインテーマとなるので、実施する度に打ち出し内容も変り、マンネリ化を防ぐ努力をしている。 イベント開始から一年で、空き店鋪は埋まり、フェスティバル当日も1.2万人を超える賑わいとなる。子供達からは「みずきまつり」と呼ばれ親しまれるようになってきた。 |
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平成9年、八王子ファッション都市協議会「八王子ファッショナブル大賞」の最優秀賞受賞を期に、会員は21世紀の“古くて新しいコミュニティ「横丁文化の想像」”を目指し活動を続けている | |||||||||||||
最優秀賞の賞金は、通りを利用する市民に、「明るさ・楽しさ・安全さ」を還元しようと、毎日新聞社の協力で11月後半から通り北端にある“山ももの木”の電飾に全てをつぎ込んだ。 | |||||||||||||
【補足】 平成15年八王子市は観光事業の一環として八王子八十八景を一般から公募。市民投票により選出・決定した。「みずき通り」はその一つとして選ばれている。 平成22年の秋のみずき通りフェステイバルは、JCNとの共同企画で“やれんのかデカ祭り”を開催し、イベントの新たな方向性を模索し始めた。 |
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