解説

mizuki/Kaisetu/henreki
みずき通り商店会解説
◆小谷横町周辺の変遷◆
 八王子宿が甲州街道を挟む現在の地に移転したのは、
今から約400年前の天正18年(1590年)6月23日、北条氏照の居城八王子城が落城ののち、大久保長安の命により八王子城下(元八王子)から横山、八日、八幡の三宿を、盆地の中央且つ鎌倉街道と甲州街道が交差する横山の地(現横山町/八日町/八幡町商店街)へ移したことが始まりである。
 そして、足利時代に開設された六斎市を常設の市場として機能を引き継いだことが、現在の甲州街道沿道の商店街の基礎となっている。
我らが通りは大正時代後期から存在し、この地の地主であった小谷野、谷合という名の頭文字二文字を組んで、近年まで“小谷横丁”と呼ばれていた。
写真提供:石井塗料店
 戦後は北端に市役所(現いちょうホール)があったことから、来庁者の利便に寄与すると共に、闇市(北中通り)も開かれるなど、この周辺は市内一番の商店街として、バブル崩壊まで八王子の発展に大きく貢献してきた。
写真提供:石井塗料店

 

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